システム概要



建築廃材や各種汚泥など、有機性廃棄物のリサイクルプラントとして、あるいは減容・無害化を目的とした焼却炉の代替炉として、最近は炭化装置を使った方法に注目が集まっています。 しかし炭化装置の構造や方式は多岐にわたり、ダイオキシン発生の抑制、低コストで良質の炭化物をいかに生成できるかで、炭化装置の評価は大きく違ってきます。
他社にはない技術力で良質の炭を生成し、しかも省スペースで低コストかつ運転・メンテナンスも簡単な炭化装置をご提案します。

当社の連続炭化装置は、ロータリーキルン方式のため、ダイオキシン除去装置やストーカなどのスペースを必要とせず、焼却炉などと比べても導入コストは2分の1で済みます。
さらにここには、2つの特許技術が導入されています(特許取得第3021387号)。
ひとつは、炭化させる回転炉を外筒と内筒に分けた二重筒ロータリーキルン方式を導入していることです。投入された廃棄物は内筒内で直接加熱(最高800度C)され、乾燥・乾留ガス化されます。ロータリーキルンの中の攪拌羽根と、乾留ガスが燃焼する熱風で直接加熱するため、燃料費も節約できます。
また80%以上の高水分の廃棄物でも問題なく炭化でき、畜産糞尿など水分含有率が90%の処理困難な廃棄物でも30~50分で処理できます。処理を業者に委託する場合と比べて、3分の1のコストで自家処理が可能となります。
もうひとつの特許技術は外筒にあります。内筒で乾燥・乾留した炭化物は無酸素状態の外筒で完全に炭化し、消火・冷却(約20度C)されます。このため、冷却装置を必要とせず、イニシャル・ランニングコストも大幅に抑えられます。
また取り出された炭化物は素手で扱うことができます。炭化物は賦活工程によって活性炭として生成されます。(別途装置必要)最終的に排気ガスとなる乾留ガスは二次燃焼装置で高温分解され、集塵装置でダストが除去されるなど、排気ガスの処理対策も万全です。
二重筒式炭化炉は対象物に火と酸素を直接当てるため、重金属は酸化物となり無害化します。これまで重金属を含むものは分別しなければならず一苦労でしたが、連続二重筒炭化炉なら事前の分別の手間を省くことができます。
生成される炭は、投入量や設定する炭化温度によって、※(具体例)などのように、その特性や品質を変化させることが可能です。お客様のご希望にあった炭化物を生成できる技術をご用意しています。
●主な廃棄物の適用範囲
各種有機性汚泥、食品かす、飲料搾りかす、魚かす、製材くず、建築廃材、剪定枝、間伐材、もみがら、野菜根、野菜葉、畜糞(鶏・牛・豚など)、下水、農集汚泥、製紙スラッジ、その他の有機性廃棄物
●主な炭化物の活用例
土壌改良材、育苗・園芸肥料、コンポスト添加剤、脱臭剤、吸着剤、除湿・調湿剤、水質浄化剤、ろ過剤

●セメント(ブロック)

●粘土(レンガ)
